部長 松本 弥一郎
TEL 0948-22-3800(内線 2218)
TEL 0948-22-3800(内線 2218)
診療科の特徴
診療概要
当院の急性期入院中の治療の一助としてリハビリテーションを行います。入院治療にて低活動、低体力を防ぎ、疾患、病態にて引き起こされた機能障害(運動、心肺機能低下など)に対してリハ治療を行います。より早期に回復(退院)出来るように365日リハ、総勢150人のリハスタッフ(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士、助手等)が行っています。
- 施設基準
- 脳血管・運動器・心大血管・呼吸器リハビリテーション料:I
- 専門療法士
- 専門理学療法士:(内部障害)1名
認定理学療法士:(呼吸器)8名 (循環器)4名 (運動器)4名
(脳卒中)2名 (管理・運営)1名 (代謝)1名
3学会合同呼吸療法士:24人
がんのリハビリテーション研修終了者:39人
心臓リハビリテーション指導士:10人
NST専門療法士:1名
腎臓リハビリテーション指導士:1名
地域糖尿病療養指導士:3人
入院部門
入院患者さん全てがリハビリテーション対象であり、全科の急性期時期に必要なリハビリテーション医療を提供します。
<リハビリ施行の主な対象疾患>
- 脳神経系(脳出血・脳梗塞・神経疾患後・脊髄損傷後など)
- 骨折・外傷後術後・熱傷・植皮術後
- 循環器(狭心症・心筋梗塞・心臓手術後など)
- 胸部・腹部臓器疾患及びその手術後
- 急性期疾患治療後の体力・筋力低下による廃用症候群
- 嚥下障害、その他
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のマンパワーを生かし、超急性期から全疾患・あらゆる病状に対応したリハビリ療法を提供しています。
外来部門
外来リハビリ療法:外来にて療法士による訓練を行います。
- 「小児リハビリテーション」
- 小児発達外来を中心として筑豊地域全体からの紹介を受けています。窓口は当院小児科です。
- 「四肢痙縮に対するボツリヌス療法」
- 脳卒中後遺症である手足の筋肉のつっぱり(痙縮)に対しボツリヌス療法とリハビリテーションの併用による治療です。治療後のリハビリテーション指導を行います。
- 「高次脳機能障害・言語障害(構音障害、失語症)リハビリテーション」
- リハビリテーション科専門外来として、失語症や記憶障害、高次認知機能障害などの患者さんの相談や診断・評価及び訓練などを行います。
- 「嚥下機能障害リハビリテーション」
- 嚥下障害に対する嚥下指導・リハビリテーション指導、最適な食事形態の指導を行います。
リハビリテーションセンター受付にお問い合わせください。
リハビリテーション科News&Topics
2017年4月より四肢痙縮に対するボツリヌス療法を再開しました。当科では超音波エコーガイド下にて原因部位を同定し施注することで、効果向上につながっています。治療による患者さんの満足度も向上し、介助者の負担軽減につながっています。
- 外来診療
- リハ一般診察及び特殊分野(嚥下障害/リンパ浮腫外来/装具外来、高次脳機能障害診療など)
四肢痙縮に対するボツリヌス療法
- 検査
- 嚥下特殊検査(嚥下造影検査、嚥下内視鏡検査)/高次脳機能検査(知的一般、言語機能、視知覚検査、認知機能、その他)/義肢装具全般の適応・適合判定/超音波エコー検査(痙縮の原因筋肉の同定)等